川口右京の「人生をちょっと生きやすく」

日々のチャレンジやゴルフの知識を

【ラウンド中に読む】『流れを作る考え方』(超基本編)

本日のテーマに入って行く前にお知らせをさせてください。

ゴルフ×ターニングが開発しましたゴルフの練習器具『GTBISA』

今週の火曜日からご予約を開始しておりまして、来週の火曜日に順番に発送していきますので、ぜひ楽しみにしておいてください。

thebase.in

どんな練習器具かといいますと、

まず片方のBISAクリップをゴルフクラブの重心に取り付けます。

そして、もう片方のBISAクリップを体の支点(首元から谷間の間)に取り付けます。

youtu.be

 

そちらをゴムで結んでいる状態になっています。

 

そのゴムの作用を利用してゴルフクラブと体の支点が安定して動いてくることにより、

ゴルフクラブの芯、ボールの芯を捉えていくという練習器具ですので

気になった方は『GTBISA』で検索してみてください。

練習場やパッティンググリーンでゴルフクラブや体の使い方がわからなくなった時にかなり重宝される練習器具ですので一度お手元に置いてみてください。

ゴルファーのお守りとして愛用されている練習器具です。

 

ということで、

 

本日のテーマに入っていきたいと思います。

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ラウンド中にこそっと見てもらえたら、スコアに直結するような内容にしてますので最後まで見てみてください。これが行えると”スコア”も良くなって、”集中”も途切れなくなる、すぐにでも始めれられるいい方法なんでぜひ見ていってください。

 

まず、”ラウンド中に流れが崩れてしまう方法”を知っておいたほうが良いと思います。

どういったことかといったら”メンタル的”なところで浮き沈みが激しくなってしまう。であったりとか、”やらなくていいミス”っていうのが出てくると、流れって途切れてしまうんですよ。例えば簡単なところで言えば、『2メートルのバーディパットを3パットしてしまう』この瞬間に激萎えになりますよね。スコアも悪くなる(2パットならまだOK)、せっかくのチャンスを逃した、次に行くティーショットも激萎え。こんなことになってしまうんですね。流れを作って行く際に、こういったストップをかけられてしまうシーンがあるんですよ。てことで、流れを作って行くためにはそんな『しょうもないミス』をしないようにしていく必要があるってことですね。

 

今日はですね、『ティーショットで使えること』と『グリーンで使えること』でお伝えしていきます。

まず、

グリーンでやってもらいたいってことが、

『OKパットを繰り返す』

ってことを本当にやってもらいたいと思います。先程の例で言うと、2メートルのパットって入れにいきたくなるんですけど、(びびって2パットではなく)ちゃんと狙って、ちゃんとOKパットを打つことを目指していくと。「入った入らない」じゃなくて、自分のやるべきことに集中していく。その中で、ちゃんと確実に2パットでいける方法を考えていく。

例えば、「スコア85以内」(アマチュアの方なら目指されるスコアであると思います。)もし85以内で回ることを考えるのであれば、『常にボギーパットが打てている状態』そしてそのボギーパットが”OKパット”を打てている状態。これを繰り返していると、集中力が途切れずに流れを作って行くことができます。さらに、これを繰り返していくことで、グリーンに乗ったら確実に2パットでOKパットを打って行くっていう考えを持ちながら、アプローチはある程度頑張って、1〜2メートルに寄せてってことにしておくと、1〜2メートルを1パットで決めれる確率っていうのは(その人の実力にもよえうが)0%ではなと思うんですね。

だからこそ、グリーンに乗ったらしっかりOKパットを打てるように頑張っていくと、アプローチはあんまり欲張りすぎずに、1〜2メートル以内に寄せられる感覚を持っておくだけで、おのずと85を切ることができると。これってめちゃくちゃ重要になってくるんですよ。パットっていうのはかなりメンタルに響いて来ることなんで「チャンスや〜」って思ったり、「ロングパットで頑張らないといけない」って思ったり、ショートパットで「あっ」ってビビってしまったりとか、こういったことって、”感情の浮き沈み”といいますか、”メンタルの浮き沈み”って言うんですかねw。こういったことがすごく起こりやすいところなんですよ、グリーンっていうところは。

こんな話があるんですけど、10年位前に世界でナンバー1、ヨーロッパでナンバー1になったルーク・ドナルド選手(B1タイプ)がいるんですけれども、この方がなぜ世界1になれたのか?なんでヨーロッパ1になれたのか?っていうとやっぱりパッティングが素晴らしかったんですよ。パットの記録で3パットをしなかった連続ホールが483回あったと。これは今は記録として抜かれてるんですけれども、当時やったらナンバー1だったんですね。彼のパッティング技術というよりも、考え方がすごかったんですよ。何かっていうと、

『すべてジャストタッチで打つ』

って言ってたんですね。ショートパットも何もかもジャストタッチで打つと。これって技術的にはなかなか難しいものではありますが、でも”常にジャストタッチって良い”って考えれたら物凄く楽じゃないですか。2メートルでもジャストタッチでいいと。入る入らない抜きにして常にジャストタッチを考えていく。

これって松山英樹選手も言っていることで、パッティングで一番イヤなことってなんですか?って聞いたら「オーバーすることが嫌だ」って言ってたんですね。どういうことかって言ったら”狙いに行って1メールオーバーするのが嫌だ”ってことなんですよ。だから、彼の中で40センチのオーバーならいいんだけれども、(これは彼らが戦っているグリーンのが特に速いためでもある)あまりにもオーバーするのは嫌。ジャストタッチでいってコロコロって40センチオーバーくらいがいい。そのくらいの感覚でやっておかないと、ちょっと狙いに行ったりしてオーバーして3パットになってしまう。世界で戦っているプロでもありえることなんで、アマチュアの方でしたらさらに、考えとかないといけない。パッティングを行う際は、常に狙いに行くのではなく、ジャストタッチでOKパットを繰り返していくって言うことが重要になります。

 

そして、ティーショットでの考え方ですが、

『許せるゾーンを作る』

これを聞いたら「あ〜なるほどね」ってなりますが、本番自分が回っている時は、なかなか感覚的に”許せなくなってくる”時ってめちゃくちゃあるんですよ。これがどういったことかと言うと、「ボールが飛んだところは許せるんだけれでも、自分のショットが許せない」と。”打ったショットがちょっと擦った”とか、”思ってたより左に行っちゃった”とか。そういった感覚で『ちょっと許せない』がちょくちょく出てくるとこれってメンタルにめちゃめちゃ響いてくるんですよ。

だからこそ、ご自身が打っていくティーショットの許せるゾーンていうのをしっかり持っておく。ショットの質とかはその瞬間ある程度無視できるくらいの余裕があれば、ちょっとしたミスが許せて「セーフやったらいいわ!」ってこれを思っておけば、ドライバーっていう選択肢ではなく、”あればいい”っていう感覚の方へ持っていけると集中力が途切れずに前に進むことができる。

やっぱり重要になってくるのが”引っかかりをなくす”。変にパットがオーバーして「あ〜」とか、ティーショットが曲がって「うわ〜」とか少しのことで反応するのではなく、引っ掛かりを作らずに常に1歩1歩進んでいくことが重要になります。これが集中力に繋がったり、流れを作るためには物凄く大切なことになってきます。

 

ここで、もう一点最後にお伝えしたいことがあるんですけれども、

”今打っているショットに集中する”ことってめちゃくちゃ重要だって僕も思っていますし、いろんな方が言っていると思うんですけれども、今のショットの集中しすぎて頑張りすぎるのではなく

『次への準備に入りやすい』

っていうのがゴルフでは重要になります。(まあ今打つショットが「人生で最後だ!」って思うんだったら一生懸命やったらいいと思うんですけれども。)18ホール回らないといけないということなんで、あんまり気合を入れすぎるのはどうかな?って僕は思うんですね。次のショットにすんなり行けると。

ティーショットをバーンって打って曲がったけど、「セーフやからいいわ!次行こう!」や、OKパットチョンって打って、人が打っているのを待っているとか。やっぱり1〜2メートルって残るとマークするじゃないですか?てことは人がプレーしているのを待っとかないと行けないんですよ。その時ってどっかで集中状態って切らさずにジッとしとかないちいけませんので、メンタルってやられてくるんですね。でも、OKパットを「お先です〜」ってチョンって打っておけば、次のホールのことが考えられますんで、物凄くメンタルにも影響が出にくいと。”メンタルが削られると体力が削られる”っていうことになるんで、1つのことがちょっとずつちょっとずつ、ズシッと乗っかってくる。重みをなくすためにもそういった、考え方が重要になってくるんで、ぜひとも参考にしてみてください!

 

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